20気圧防水とは
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20気圧防水(WATER RESIST 20BAR)
Gショックの多くに搭載される防水性能。日常生活用強化防水時計の20気圧防水に相当し、日常生活の多彩な場所、状況で高い防水性能を発揮する。DW-5600(20気圧防水)を使用したCASIOの耐防水試験では水深約200mの静止状態で正常な時計動作が確認された。
注)「静止状態」を示したもので、同環境下で使用可能なダイバーズウォッチ条件を満たすものではない。
<表記に関して>
- 表記: WATER RESIST 20BAR
- 場所: 時計表面 or 裏蓋
「WATER RESIST」は「WATER RESISTANT」の略。JIS規格では日常生活用の防水表示はBAR(気圧)表示となる。
使用環境例
防水適用環境を6段階に分け、20気圧防水の使用可否を〇×表記した。
- レベル1: 〇 (汗や小雨で濡れる程度)
- レベル2: 〇 (水仕事)
- レベル3: 〇 (水上スポーツや水遊び)
- レベル4: 〇 (競泳や素潜りなど水中スポーツ)
- レベル5: × (空気潜水)
- レベル6: × (飽和潜水)
空気潜水、飽和潜水はダイバーズウオッチとしての防水性能が求められるため20気圧防水では使用できないが、それ以外の日常生活環境では不便の無い優れた防水性能を持つ。
防水性能維持のために
20気圧防水性能は半永久的に勝手に維持されるものではなく、使用時の注意や定期的なメンテナンスが必要となる。
<基本的注意>
- 防水性能を搭載していても、水中や水滴が付いた状態でのボタンやりゅうず操作は故障の原因となるため行わない。
- 時計をつけたままの入浴や洗剤の利用は、ゴムパッキンが劣化し防水性能低下の原因となるため行わない。
<メンテナンス>
- 防水性を維持するためには2~3年おきの定期的な点検やゴムパッキンの交換が必要。
- 海水での使用後は真水で洗い流し塩分や汚れを拭き取る。